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title: M&A最終契約目前での失敗事例 初期のヒアリングが重要な理由とは？
description: "M&Aの交渉において、とんとん拍子で最終契約まで至る案件は一つもありません。\nいよいよM&Aの交渉も大詰め、そんな場面でもアドバイザーは油断禁物です。思わぬ登場人物の登場により、交渉がストップしてしまうケースがあるのです。\nアドバイザーとして事前に気をつけるべきことは何か？これらを紹介していきたいと思います。"
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# M&A最終契約目前での失敗事例 初期のヒアリングが重要な理由とは？

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[執筆者：冨田 修平](https://www.mangama.jp/blog/author/tomita) Nov 20, 2021 6:32:21 PM

[M&A](https://www.mangama.jp/blog/tag/ma) [顧問税理士](https://www.mangama.jp/blog/tag/顧問税理士) [M&Aアドバイザー](https://www.mangama.jp/blog/tag/maアドバイザー)

M&Aの交渉においては、とんとん拍子で最終契約まで至る案件は一つもありません。

 

いよいよM&Aの交渉も大詰め、最終契約目前か、そんな場面でもアドバイザーは油断禁物です。思わぬ登場人物の登場により、交渉がストップしてしまうケースがあるのです。

 

案件のストッパーとなる人物はどんな方なのか？アドバイザーとして事前に気をつけるべきことは何か？当記事で紹介していきたいと思います。

 

## 1.オーナーの家族の反対

これが一番アルアルです！！

例えば、オーナーが９０%、オーナーのお母様が１０%、対象会社の株式を所有していたとします。中小零細企業の事業継承の場合、買い手候補は株式１００%を取得したいと考えるため、オーナーのお母様の同意が不可欠になります。

水面下で交渉を進めていたにも関わらず(お母様は了承してくれるだろう、と思い込んで)、最終局面で話してみたら大反対、そんな事が起きてしまうのです。オーナーのお父様が創業者である、創業者は他界してしまっている、そんな状況でよく起きる事例かと思います。

 

 

## 2.顧問税理士の反対

これもアルアルです。

顧問税理士である以上、クライアントにアドバイスを求められた場合、アドバイスをせざるを得ないのが顧問の宿命です。例え、相談領域が自身の専門分野でない場合も、です。  
その様な境遇でアドバイスを求められた場合、どの様な反応をするでしょうか？M&Aに知見のない先生方は、何かしらの理由をつけて反対します。

【反対する絶対的な理由】  
・顧問という立場上、譲渡後も関与を続ける事になるので、「あの時顧問が賛成してくれたから進めたのに...」と言われかねないため  
・かといって、その道の専門知識・知見を学ぶ時間や機会を設けるほどの時間はないため

これはM&Aアドバイザーに限らず、各種営業担当者が苦しめられている問題ではないでしょうか(保険契約間近で、契約をブレイクされる保険担当者を何人見てきたことか...)。  
これは、その方が顧問であり続ける以上、避けられないのです。

※税理士の先生全員ではなく、あくまでM&Aに知見のない先生を指してます

 

 

## 3.アドバイザーが気をつけること

上記を踏まえ、アドバイザーが気をつけるべきことをご紹介します。

交渉初期に、しっかりとヒアリングを行い、真の決裁権者を確認する

これに尽きると思います。これが交渉後半に判明してしまうと、とても厳しい状況になります。  
交渉の相手方にしてみると、すっかりその気になって交渉の条件を詰めたのにも関わらず、第三者の反対により辞退する事につながるため、信頼をなくす事につながる事でしょう。

これは、アドバイザーとしての信用失墜にもつながる事でしょう。「一体どんなヒアリングをしていたんだ」と。。。

ですので、初期段階で真の決裁権者を確認し、初期の段階で交渉を進める事に問題がないか、問題になりそうな点はないか、初期の段階で把握しておきましょう。初期の段階で把握する事が出来れば、その条件を土台に相手方に交渉を開始すれば良いのです(当初の条件を、最後に覆すのは至難の技です)。

・オーナーの家族  
・顧問◯◯士(税理士など)

の反応はもちろんのこと、オーナーの性格上、重要な決断を下すときに頼りにする存在(占いや年回りなど)がないか、確認すると万全です。

 

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以上です。

早々に案件化したいという思いから、初期の段階では重要な確認を後回しにしてしまいがち、この買い手(売り手)さんであれば信頼して進められるだろう、そう思いがちです。この方法は案件化することは簡単かもしれませんが、逆に信用を失墜する結果につながりかねません。

慎重な案件化を心がけたいところです。

 

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### 執筆者：冨田 修平

株式会社LifeHack代表。茨城県特化のローカルM&Aアドバイザー。大学卒業後、地元の大手会計事務所グループにて12年間、財務・会計支援に従事し、2018年に独立。M&Aアドバイザリー事業を軸に、「家業から企業へ」をテーマとした企業価値向上支援を展開。経営資源の見える化と仕組み化により、承継可能で持続的に成長する組織づくりを支援している。

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