茨城県で利用できるM&A支援制度3つをご紹介
1.BATONZパートナープログラムに登録する
まずはコチラです。
「BATONZパートナープログラム」とは、中小企業のM&A支援ビジネスを行いたい方向けに、M&A歴30年の日本M&Aセンターグループで培ったノウハウを惜しみなく提供してくれる、そんなプログラムです。
詳細はコチラをご覧ください。
これまでM&A支援の経験がない方が、M&A支援業務ができるような学びコンテンツ、M&Aツールなどを活用することが出来ます。
コチラのプログラムに参加することで得られる恩恵が多いため、茨城県内でM&A支援業務を実施するのであればこのプログラムへの参加は不可欠でしょう。
2.M&Aマッチング促進事業を活用する
BATONZパートナープログラムに参加し、M&A支援業務に着手できる土台が揃ったら、次に活用すべきは茨城県の中小企業課が事務局となり実施している「M&Aマッチング促進事業」です。
M&Aマッチング促進事業とは?
後継者不在企業のM&A(企業の合併・買収)による事業承継を推進するため、マッチングコーディネーターを配置し、企業概要書の作成及び株価の仮算定や、インターネットプラットフォームを活用したマッチングを支援(相手先候補企業の選定)する事業
分かりやすく言うと、本来売り手さんが負担すべき費用を茨城県が負担してくれる制度です。アドバイザーの立場からすると、売り案件を買い手候補様に提案するための準備にかける時間と労力を、省略することが可能になります。
M&Aの交渉を複数案件進めていくにあたり、一番時間のかかる作業が「案件化」の作業です。売主様から会社概要、財務情報、その他多数の情報をヒアリングし、買い手候補様に提案するための提案書を作成するのですが、この作業はとても時間と労力を要します。
しかし、このマッチング促進事業を活用することで、茨城県から委託を受けているM&A業者の方に、上記の作業を実施して頂けるのです。売り手様からしてみれば、委託業務が分散されるため、報酬の値引きを要求されるかもしれません。しかし、この値引き要請を受け入れてもなお、この制度を活用することによる時間と労力の削減は魅力的な促進事業だと思います。
3.M&A促進奨励金を活用する
茨城県のマッチング促進事業を活用し、マッチングコーディネーターに企業概要書、株価の算定をして頂いたら、買い手探しを実施していきます。このタイミングで活用すべきなのが、茨城県の実施するM&A促進奨励金事業です。
M&A促進奨励金事業とは?
後継者不在企業のM&A(企業の合併・買収)による事業承継を促進するため、士業等専門家(弁護士、公認会計士、税理士、中小企業診断士・バトンズパートナープログラム会員)の方を対象として、インターネットプラットフォームに売り手企業を登録し、さらに成約に至った場合について、奨励金を支給する事業
上記のように、案件化したM&A案件を、バトンズに掲載すると10万円、さらにその案件がバトンズを通じて成約したらさらに20万円、支給されるのです。
M&Aの報酬の一般的な体系として、なかなか着手金をもらいにくい慣習がございます。ただし、本制度を活用することで、着手金を頂けるのと同等の座組みで案件を開始することが可能になるのです。
この奨励金の提出締切は令和6年12月27日(金)必着となっております。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?茨城県において、M&A支援業務を行うには最高の支援策、補助制度があることが分かって頂けたのではないでしょうか?
・バトンズに登録してM&Aを学び、
・茨城県の制度を活用して案件概要書の作成、株価評価を行ってもらい、
・茨城県の制度を活用して着手金に代わる収入を得る(2022年1月29日現在、受付終了中)
これを活用しない手はないと思います。中小企業オーナー様と接点のある業務を行っている方、士業の先生方、金融機関の方など、是非新たにM&A支援業務を業務の一つに据えてみてはいかがでしょう。
不明なことなどございましたら、弊社も支援させて頂きます。是非お気軽にお問い合わせください。
ライフハックブログではこの他にもM&Aに役立つ補助金の情報をまとめています。合わせてお読み下さい!
M&Aに役立つ補助金紹介
※弊社は、M&AのマッチングプラットフォームであるBATONZ(バトンズ)において、アドバイザー登録もしております。常時5,000件以上掲載されておりますので、ご興味のある案件がございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。アプローチさせて頂きます。
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